1.45--- 高品質構造用炭素鋼、中炭素焼入れ焼戻し鋼

主な機能:コンベアアイドラーシステム最も一般的に使用される中炭素焼き入れ焼き戻し鋼で、総合的な機械的特性が良好で、焼入れ性が低く、水で焼き入れすると割れやすいです。小型部品は焼入れ焼戻し処理、大型部品は焼きならし処理を行ってください。

用途：主にタービンインペラやコンプレッサーピストンなどの高強度可動部品の製造に使用されます。シャフト、ギヤ、ラック、ウォームなど溶接部品は溶接前に予熱し、溶接後は焼きなましを行ってください。

2、Q235A (A3) - 最も一般的に使用される構造用炭素鋼

主な特徴：高い可塑性、靭性および溶接性能、冷間プレス性能、および特別な強度、優れた冷間曲げ性能。

応用例：部品や溶接構造の一般的な要件に広く使用されています。タイロッド、コンロッド、ピン、シャフト、ネジ、ナット、リング、ブラケット、ベース、建築構造物、橋梁等に大きな力がかからない場合。

3、40Cr - 最も広く使用されている鋼の 1 つで、構造用合金鋼です。

主な特徴: 焼入れおよび焼き戻し処理後、優れた総合的な機械的性質、低温衝撃靭性、および低いノッチ感受性を備えています。焼入性が良く、油冷時に高い疲労強度が得られ、複雑な形状の部品は割れやすいです。水冷、冷間曲げ可塑性は中程度、焼き戻しまたは焼き入れと焼き戻し後の機械加工性は良好ですが、溶接性は良くありません。亀裂が発生しやすいため、溶接前に100〜150℃に予熱する必要があります。焼き入れでは通常使用されます。焼戻し状態はもちろん、浸炭窒化処理や高周波表面焼入れ処理にも対応します。

用途例：焼入れ焼戻し後、歯車、シャフト、ウォーム、スプライン軸、シンブル等の中速・中荷重部品の製造に使用されます。焼入れ焼戻しおよび高周波表面焼入れ後、ギア、シャフト、スピンドル、クランクシャフト、マンドレル、スリーブ、ピン、コネクティングロッド、ねじナット、インテークバルブなどの高硬度で耐摩耗性の部品の製造に使用されます。重量物の製造のために中温で焼入れおよび焼戻しした後、オイルポンプローター、スライドブロック、ギア、スピンドル、リングなどの荷重、中速衝撃部品、焼き入れまたは焼き戻し後のウォームなどの重荷重、低衝撃、耐摩耗部品の製造用、スピンドル、シャフト、リング等の大型製品加工後の浸炭窒化、シャフト、ギヤ等の高伝動部品の低温衝撃靱性

4、HT150 -- ねずみ鋳鉄

応用例：ギアボックス、マシンベッド、ボックス、油圧シリンダー、ポンプ本体、バルブ本体、フライホイール、シリンダーヘッド、ホイール、ベアリングカバーなど。

5、35 -- さまざまな標準部品および留め具に共通の材料

主な特徴：適度な強度、良好な塑性、高い冷間塑性、良好な溶接性。冷間状態での局所的な据え込み加工や伸線加工に使用できます。焼きならしまたは焼入れ焼き戻し後の焼入性が低い応用例：小断面部品の製造に適しており、クランクシャフト、レバー、コネクティングロッド、面ファスナー、あらゆる種類の標準部品、ファスナーなどの大きな負荷部品に耐えることができます。

6,65Mn - 一般的に使用されるばね鋼

応用例：小型のあらゆる種類の平板バネ、丸バネ、クッションバネ、バネバネ、スプリングリング、バルブバネ、クラッチバネ、ブレーキバネ、冷間コイルバネ、クリップバネなども製作可能です。

7、0Cr18Ni9 - 最も一般的に使用されるステンレス鋼 (米国鋼 304、日本鋼 SUS304)

特徴と用途：食品機器、一般化学機器、オリジナルエネルギー産業機器などに最も広く使用されているステンレス鋼です。

8、Cr12 - 一般的に使用される冷間ダイス鋼 (米国鋼 D3、日本鋼 SKD1)

特徴と用途：Cr12鋼は広く使用されている冷間ダイス鋼の一種です。鋼は焼入性と耐摩耗性に優れています。Cr12鋼は炭素含有量が2.3%と高いため、衝撃靱性が悪く、割れやすく、不均一共晶炭化物が生成しやすい。Cr12鋼は耐摩耗性に優れているため、耐摩耗性の高い冷間ダイス、パンチ、ブランキングダイス、冷間アプセット、パンチおよびフラットダイの冷間押出ダイス、ドリルスリーブ、ゲージ、などの小さな衝撃荷重要件の製造に適しています。伸線ダイス、スタンピングダイス、ねじ転造板、伸線ダイス、冷間ダイスによる粉末冶金。

9、DC53 - 日本から輸入された一般的に使用される冷間ダイス鋼

特徴と用途：大同特殊鋼有限公司の高強度・高靱性冷間ダイス鋼。高温焼戻し後、高い硬度と靱性を有し、ワイヤ切断性が良好です。精密冷間プレス金型、絞り金型、線材転造金型、冷間プレス金型、パンチなどに使用されます。

10、DCCr12MoV - 耐摩耗性クロム鋼

Cr12鋼に比べ炭素含有量が低く、Mo、Vの添加により炭化物の不均一性が向上します。MOは炭化物の偏析を低減し焼入れ性を向上させることができ、Vは結晶粒径を微細化し靭性を向上させることができます。この鋼は焼入性が高く、400mm以下の断面でも完全焼入が可能です。300〜400℃でも良好な硬度と耐摩耗性を維持でき、Cr12と比較して靭性が高く、焼入れ体積の変化が小さいだけでなく、高い耐摩耗性と優れた総合的な機械的特性も備えています。一般絞り金型、パンチング金型、スタンピング金型、ブランキング金型、トリミング金型、フランジ金型、伸線金型、冷間押出金型、冷間切断鋏、丸鋸、標準工具、測定工具などの金型

11、SKD11 - 延性クロム鋼

日本の日立タイプの生産。鋼の鋳造組織を技術的に改善し、結晶粒を微細化し、Cr12mov の靭性と耐摩耗性を向上させ、金型の耐用年数を延ばします。

12、D2 - 高炭素高クロム冷間鋼

アメリカ製。焼入性、焼入性、耐摩耗性、耐高温酸化性に優れています。焼入研磨後の耐食性が良好で、熱処理後の変形が少ないため、絞り金型、冷間押出金型、冷間シャーナイフなどの各種冷間加工金型、切削工具、測定工具の高精度、長寿命の製造に適しています。。

13. SKD11 (SLD) - 変形靭性のない高クロム鋼

鋼中のMOとVの含有量の増加により、鋼の鋳造組織が改善され、結晶粒が微細化されました。炭化物の形態が改善されているため、SKD1、D2よりも強度と靱性（曲げ強さ、たわみ、衝撃靱性など）が高くなります。耐摩耗性も向上し、耐焼戻し性も向上しました。実践により、この鋼製金型の寿命は Cr12mov よりも向上することが証明されました。絞り金型、衝撃砥石チップ金型などの要求の厳しい金型の製造が多い。

14、DC53 -- 高靭性高クロム鋼

日本の大同株式会社が製造しています。熱処理硬度はSKD11よりも高くなります。高温（520～530）で焼き戻し後、硬度は62～63 HRCに達し、DC53は強度と耐摩耗性においてSKD11を上回ります。DC53 の靭性は、冷間加工工具で亀裂やひび割れがほとんど発生しないほどです。残留応力が低い。高温再加工による残留応力の低減。ワイヤーカットによりひび割れや変形を抑制します。SKD11を上回る切断・研削特性。